Quantcast
Channel: 旅游杂志 — 最新文章
Viewing all articles
Browse latest Browse all 323

温泉街を散策、雾の中で花见 観光シャトルバス「北投竹子湖线」の旅

$
0
0

すがすがしい秋は、旅行には最适です。北投~竹子湖间を往复していた路线バス「小9番」が「台湾好行」(台湾トリップ)の仲间入りを果たしました。「台湾トリップ」は、観光局(中央省庁のひとつ)が运行路线の设定を行っている観光シャトルバスの総称で、人気の観光スポットを周游します。「小9番」の路线をアレンジして诞生した 「台湾トリップ」の「北投竹子湖线」に乗车すれば、台北の里庭と呼ばれている阳明山エリアを手軽に移动できます。温泉街の独特の雰囲気が漂う北投、自然に満ちあふれている竹子湖などの観光スポットに停车するので、観光の利便性が向上しただけでなく、车内で観光客にやさしい车内ガイド放送もあり、とても楽しめます。

コース:

MRT新北投駅 → 北投公园(北投温泉博物馆、梅庭、地热谷、粟家食面埋伏)→ 弥陀寺(硫磺谷)→  阳明公园服务中心(阳明公园、花时计)→ 阳明山三維停车场(草山行馆)→ 阳明书屋 → 竹子湖 → 北投公园(蓬莱餐厅) 

和の雰囲気が漂う温泉街~北投

まず、朝MRTで「新北投駅」まで行きます。駅を出た真向かいには、今年でちょうど开园100周年を迎える「北投公园」があります。园内には温泉川が流れ、川のせせらぎと立ちこめる汤気が温泉街の独特の风情をかもし出しています。公园横の中山路をまっすぐ登っていくと、右侧に北投温泉博物馆が见えます。ここは日本统治时代に公共浴场だったところで、现在は温泉博物馆として一般に公开されています。馆内には当时の大浴场がそのままの形で残されているほか、その周りにはアーチ柱やモザイクガラスもあり、日本统治时代の豪华な浴场の雰囲気が漂っています。

温泉博物馆のそばには、歴史的意义のある文化财、「梅庭」があります。监査院长(弾劾机関の长)を务めたことのある于右任が避暑に使っていた别荘で、入口には于右任が挥毫した「梅庭」の表札があります。文化财の监赏が终わったら、中山路をさらに前に进みます。すると北投で歴史のある観光スポット、「地热谷」に着きます。长年硫黄の源泉が涌き出て汤気が立ちこめていることから、「地狱谷」「鬼谷」の异名を持っています。観光スポットを数カ所回ったら、北投で昼食を取りましょう。北投公园の近くにある「粟家食面埋伏」は、2011年に台北国际牛肉麺节(台北国际牛肉面フェスティバル)でサラリーマン・OLが选ぶトップ10に选ばれた店で、看板メニューのカレー牛肉麺はオススメです。

観光シャトルバスで周游する阳明山

北投を回ったら、今度は「北投公园」バス停から観光シャトルバス「北投竹子湖线」に乗って阳明山を周游しましょう。「弥陀寺」で下车して少し歩くと、年中汤気が立ちこめている「硫磺谷」があります。ここは日本统治时代に硫黄の采掘场として重视されていたところで、温泉街の発展にもつながり、新北投エリアにある白硫黄温泉の源泉のほとんどがここです。さらにバスに乗って「阳明公园服务中心」で下车し、左に进むと「阳明公园」に着きます。园内の建物は中国式の庭园を持ち、ヤマザクラ、ソメイヨシノ、ウメ、ツツジなどの花が植树されています。また、草花でつづられた巨大な花时计もここの特色です。

阳明山には歴史的意义のある建物もいくつかあるので、自然に亲しむと同时に建筑を监赏するのも忘れてはいけません。バスに乗って「阳明山三維停车场」で下车したところに、「草山行馆」があります。ここは蒋介石が避暑や来宾の接见に利用したところで、火灾で焼失してから再建されました。馆内には展示施设とレストランがあり、当时の文芸サロンの趣が再现されています。さらにバスに乗って「阳明书屋」で下车し、左に少し进むと、「阳明书屋」があります。屋内には当时の蒋介石夫妇の面影が残っていて、近くには秘密の抜け道があると言われていて、激动の时代の一コマを垣间见ることができます。

白い雾に四季折々 の花々~竹子湖

バスで阳明山エリアを周游してきましたが、その终点が「竹子湖」です。ここにははるか昔に火山が喷火してできた堰止湖がありましたが、今では水が引いて肥沃な谷になっています。昔はヤダケやモウソウチクなどの竹が広く植树されていたことから、ここ一帯は「竹子湖」と呼ばれるようになりました。

竹子湖は谷になっているため、水気がたまりやすく、山のふもとは日差しがあるのに、竹子湖は雾に包まれていることが多く、ぼんやりと霞んだ美しさが堪能できます。そしてこの雾に彩りを与えるのが四季折々の花々です。「湖底环状步道」(湖底环状游歩道)を歩いて花畑に足を踏み入れると、2月から5月にかけてはカラー、5月中旬から6月にかけてはカラフルなアジサイ、7月下旬から8月中旬にかけてはヒマワリ、秋にはススキが楽しめます。

  各スポットを周游したら、バスで「北投公园」に戻ってから、夕食をすませて帰途に就くのも悪くありません。バスを下车してから右に进むと、「蓬莱餐厅」があります。本场北投の「酒家菜」(和食、台湾料理、広东料理などが融合した料理)が味わえ、炸排骨酥(骨付き豚バラの唐扬げ)や佛跳墙(乾物がメイン食材のスープ)が人気のメニューです。おいしい料理に舌鼓を打って、旅の缔めくくりにしましょう。 

観光シャトルバス「北投竹子湖线」の特色

台北市役所观光传播局は、観光シャトルバス「北投竹子湖线」向けに、「温泉」「大自然」「旅行」をテーマにした3种类のデザインを准备しました。车内のつり革、シートカバー、车内を流れる音楽に至るまで、それぞれのテーマに合わせています。また、长年自然生态を観察し続け、公共の交通机関と徒歩で旅を続ける自然作家の刘克襄に车内ガイド放送の案内役を务めてもらい、车内で知的で趣のある文化と自然について闻けるようになっています。この観光シャトルバスは20分から50分おきに运行されているので、事前に时刻表を确认して旅のプランを立ててください。

温泉街を散策、雾の中で花见 観光シャトルバス「北投竹子湖线」の旅

时刻表サイト:www.taiwantrip.com.tw/Schedule/

お问い合わせ:(02)2893-7723

1. 汤気が立ちこめる「地热谷」は、北投で歴史のある観光スポット。

2. 観光シャトルバス台湾トリップの「北投竹子湖线」。

3. 日本统治时代の柱やモザイクガラスが、そのまま残っている「北投温泉博物馆」。

4. 歴史的意义のある文化财「梅庭」の展示スペース。

5. 緑あふれる「北投公园」には、温泉川が流れている。

6. 粟家食麺埋伏の看板メニュー「カレー牛肉麺」。

7. 草花でデザインされた阳明山の花时计。

8. 日本统治时代に硫黄の采掘场として重视されていた「硫磺谷」。

9.「草山行馆」馆内のレストランで建物を监赏しながらのんびりと楽しむアフタヌーンテー。                               

10. 屋内に当时の蒋介石夫妇の生活の面影が残っている「阳明书屋」。

11. 花畑で美しい景色が楽しめる竹子湖の「湖底环状游歩道」。

12. 异なるテーマでデザインされた「北投竹子湖线」车内のつり革とシートカバー。

13. 蓬莱餐厅の看板メニュー、「炸排骨酥」。

北投温泉博物馆

住所:台北市中山路2号

电话:(02)2893-9981

梅庭

住所:台北市中山路6号

电话:(02)2897-2647

粟家食面埋伏

住所:台北市泉源路12号2F-1

电话:(02)2891-7537

草山行馆

住所:台北市湖底路89号

电话:(02)2862-2404

阳明书屋

住所:台北市阳明山中兴路12号

电话:(02)2861-1444

蓬莱餐厅

住所:台北市中和街238号

电话:(02)2891-2778


Viewing all articles
Browse latest Browse all 323

Trending Articles