开放された空间である公园は、都市美化の役割があるだけでなく、自然観赏、生态、レジャー、教育といった机能も备えた都会のオアシスです。台北市の公园のタイプは、都会の森林、地域のレジャー、水と緑、スポーツ、自然生态とさまざまで、心身共にリラックスするには最适の场所です。
台北市の肺~大安森林公园
大安区にある大安森公园は、森林タイプの公园として整备され、「台北市の肺」の异名を持つ、代表的な都市型公园です。広さは25ヘクタールで、1994年に一般に开放されてから、台北市を代表するランドマークになりました。
広さと充実した施设が大安森林公园の特色で、园内には、竹林エリア、ガジュマルエリア、花エリア、水生植物エリア、帯状林エリア、池と筑山エリア、屋外ステージ、子どもエリア、驻车场などがあります。公园内にも、心を癒して目を楽しませてくれる緑の植物がありますが、公园の周りの歩道にも植物があり、その种类は特徴的です。建国南路にはコウエンボク、和平东路にはクスノキ、新生南路にはハクセンソウがあり、MRT信义线の开通を控えて、信义路には新たにオウレンボク、センダン、フウなどが植树されました。大安森林公园を歩いていると、まるで山々の美しさを目に収めているかのようです。
公园内でもっとも特徴的な建物は、斜面を利用した屋外ステージです。周囲にさまざまな植物が植树され、0.7ヘクタールの池があり、ニシキゴイやカモが泳いでいるほか、ゴイサギ、アオサギ、バンも生息しています。また、市街地ではあまり见かけないアオバト、カササギ、ゴシキドリなど、公园内には30种类近くの鸟が生息し、都会では珍しい近距离でバードウオッチができる鸟のパラダイスになっています。
自転车と水に亲しめる最高の緑地~大佳河滨公园
中山区にある大佳河滨公园は、基隆河(河川)の捷水路になっている大佳区间(大直桥から中山桥まで)の左岸を整备した公园で、広々としていて川の景色も美しく、休日に人気の水に亲しめる公园になっています。
滨江街に面した堤防の第8、第9、第10ゲートをくぐると、そこには広々とした緑の芝生が広がっています。そして园内にある大きな「希望之泉」のメイン喷水池の直径は125メートル、中央喷水の高さは75メートルあり、毎日午前10时から午後4时半まで、2时间おきに30分の満开の花びらを彷佛させる喷水ショーがあります。この80组のカラフルな水中ライトに照らされる雄大な水のショーを、道行く人が足をとどめて见入っています。また、芝生には8匹の异なるデザインの青铜の马があるほか、亲子で楽しめるように、新たに子ども游具広场、砂场も设けられ、大佳河滨公园でもっとも楽しめる一角になっています。
このほか、バスケットボール、テニス、バドミントン、ゲートボールなどが楽しめる施设が整っているほか、公园内を循环できる数キロに及ぶサイクリングコースがあり、自転车爱好家たちの休日のお気に入りのコースになっています。最近では、多くのハッカチョウが芝生で群れるようになり、翼を広げた姿はとても美しいです。
大型総合公园~新生公园
1978年に完成した新生公园は、2010年に开催された台北国际花卉博览会(台北国际花卉博覧会)の四大展示エリアのひとつだったところで、広さが20ヘクタール近くあり、台北市で二番目に大きな公园です。近くに松山空港があり、公园一帯の空が飞行コースになっているため、空を见上げると、巨大な鸟が翼を広げているかのような飞行机が近距离で见られ、公园の特长のひとつになっています。ただ、飞行コースになっているので、たこ扬げには适していません。
公园内には、野球场、ソフトボール场、バスケットコート、温水プール、健康歩道など运动施设が整っています。また、台北国际花卉博覧会闭幕後に近くにある四合院(中国の伝统的な建筑様式のひとつ)の家屋「林安泰古厝」も公园の施设の一部になりました。このほか、「梦想馆」(ドリーム馆)、「天使生活馆」(天使生活馆)、「未来馆」(未来馆)、「台北机器人馆」(台北ロボット馆)など、ハイテクを取り入れ、グリーン建筑を采用した世界水平のパビリオンもあり、足を运ぶ価値のある総合公园になっています。
地域のレジャー公园~碧湖公园
内湖区にある碧湖公园は、北侧が緑生い茂る丘に面した広さ约16ヘクタールの公园です。园内にある大埤湖は灌漑用水として利用されていましたが、1987年に山あり湖ありの公园として生まれ変わり、地域の住民の憩いの场になりました。
住宅地のそばにある公园の园内には、中国式のあずまやや九曲桥があり、古めかしい美しさが漂っています。また、湖の周りの歩道のそばでは、ヤナギ、ラクウショウ、ナンバンサイカチ、ホウオウボク、ツツジが、春から夏にかけて満开になり、山と湖と相まって、美しい景色を织りなします。
このほか、付近の住民から「小白宫」(小さなホワイトハウス)と呼ばれている管理室は、湖のそばにある白いヨーロッパ风の建物で、とても目立っています。また、公园内の动植物も豊富で、一年中、10匹から20匹程度のシラサギを见ることができるほか、ここで钓りを楽しむ钓り客も少なくありません。公园内で景色が楽しめるだけでなく、途中、休憩用のあずまやがある6本の登山道ともつながっているので、多くの市民がここでハイキングを楽しんでいます。
バードウオッチングのパラダイス~关渡自然公园
淡水河(河川)と基隆河(河川)が交わるところにある关渡自然公园は、渡り鸟の生息地として重要な役割を果たしているだけでなく、鸟爱好家がバードウオッチングを楽しむスポットにもなっています。公园と淡水河に接する湿原の広さは合わせて57ヘクタールあり、湿原の生态についてより理解が深められるように、休日讲座、亲子DIY教室、キャンプといったさまざまなスタイルで湿原环境に関する教育活动が展开されています。
园内には、自然歩道、バードウオッチング小屋、自然センターが设けられ、自然歩道は、海岸林エリア、河岸生态エリア、溜池生态エリア、亲蟹観察エリア、低海抜林エリアにつながっています。また、バードウオッチング小屋は保留エリアの至る所に点在していて、静かにバードウオッチングを楽しむことができます。ここはバードウオッチングのパラダイスで、台湾北部最后の浄土と言われています。毎年10月から翌3月にかけては、渡り鸟が渡ってくる时期で、200种类を超える鸟が観测されたこともあります。また、ここに繁殖、生息するそのほかの湿地特有の植物やシオマネキ、ムツゴロウも、楽しみながら生态を学ぶのには不可欠です。